HOME

 

新着履歴情報

今年の漢字は「絆」に決まったけれども

今年、2011年の漢字は「絆」に決定された。2位が「災」で、3位が「震」。
震災の発生により、人と人との絆が改めて重要視されたのが大きいが、どうやらサッカー女子日本代表の選手・監督間の絆も要因の一つらしい。

思えば、個人的には今年最初に入ってきた大きなニュースは、サッカー男子日本代表のアジアカップ制覇だった。
サッカーを良く知らない人にとっては、アジアカップ制覇は単にアジアで一番になった程度と思われるかもしれないが、日本代表にとっては大きな意味合いがある。
この優勝は、ワールドカップの前年に行われるコンフェデレーションズカップへの出場権を得たことを意味する。まだまだ世界のトップレベルとは差のある日本代表にとって、この機会獲得はレベルアップの場としては申し分ないと言える、それほど価値のある優勝だった。

しかし、そんな出来事を無かった事にしてしまうような東日本大震災の発生。
今年はもう明るいニュースなんて無いのかもしれないと思っていたが、そんな中で震災後初めての明るい話題がサッカー女子日本代表のワールドカップ制覇。
実は今年の漢字に一番似合っているのは「絆」ではなく「蹴」なのではないだろうか。
いくら口で「みんなで東北を応援しよう。がんばれ日本」と言ったところで、時間が経つにつれ意識は薄らぐだろう。

対してサッカーの代表戦は、皆が同じ方向を向いて応援している。
誰かに強要されることなく、自分の意志で自分の分身を応援しているのだ。
言葉に出さずとも、宣伝せずとも個人的な意志で東北を支援する、そんな環境作りが必要なのではないだろうか。

HOME